作品「ホロホロ鳥と花」
ホロホロ鳥と花
図形的に描く楽しさ。
モチーフの元々の形を少しずつ図形に置き換えてシンプルにしていくと、
確かにそのモチーフを描こうとしている先に新たな姿が生まれてくる。
今回の他の作品でも出てきたホロホロ鳥を、
もっと図形のように捉えて描いてみた。
オレンジ色の大きな花を組み合わせると、
シンボルマークのような作品になった。
(2018年・20センチ正方形・切り絵)
この作品は昨年(2018年)の春の渋谷の個展で展示した作品。
グレー、青、オレンジだけを使ったシンボルマークのようでありながら、
大らかな絵にしたいと思ってできた絵。
優しいトーンの色合いが気に入っている。
この絵は、イギリスの陶芸家の友人の元に旅立った。
アトリエ・フォークから発売した2019年のカレンダーの2月の絵に使った。