作品「白い鳥が飛ぶ」
白い鳥が飛ぶ
最近、「白い鳥」と名付けた図案の手ぬぐいを
注染という伝統的な技法で染めてもらった。
そのイメージが残っているときに
円形に並べた藍色の葉っぱと組み合わせるとこの絵ができた。
鳥が好きなんですか?と個展の度に聞かれるけれど、
鳥の形はとても奥が深く、ちょっとしたシェイプの違いでも
大きく印象が変わり、描くたびに新しい鳥が生まれる。
魅力的なモチーフだから何度も作品にしてしまうのだと思う。
(20センチ角・切り絵・2017年)
2017年冬の徳島の個展のための作品。
大らかに作りたいと思ってできた絵だったと思う。
この頃からだんだんと少ないモチーフで
大きくまとめる絵が増えていったようにも思う。
この作品もお客さまに選んでいただいた。