最近の日々
新年になって鏡開きが終わりました。毎日が過ぎるのが早い。
1月7日(土)は2回目のオープンアトリエでした。今回も遠くからご近所から、たくさんの方々にお越しいただきました。おかげさまでスパロウの天然酵母パンは完売し、切り絵の原画やポストカード、そして新たにご用意した手ぬぐいもたくさん選んでいただきました。本当にありがとうございました。
そして昨日。新たに3月末に創刊されるという雑誌の取材を受けました。
それから今日。四国のショップオーナーの方がぼくの作品やプロダクツに興味を持ってくださり、アトリエへお越し下さいました。
以前のマンションのときも来客が多い家だったけれど、このアトリエに住んでからさらに増えた気がします。自分たちの作品や暮らしの考え方。様々な角度から自分たちに興味を持ってくださることは、アトリエを開いた意味があるなあと感じられ、とてもうれしいことでもあります。
2月にバイヤー向けの商品展示会があり出展することになったので、今いろいろと準備(商品サンプルとして実物が必要)をしています。今後展開する手ぬぐいを計3種類作り合計9色が揃いました。また、グリーティングカード(封筒付きの2つ折りカード)を6種、ポストカードも現在絵を制作中です。そのあともまだまだ予定あり・・終わるんだろうか?と心配になりますが、そんなこと考えずに毎日突進するしかありません。
今ちょうどポストカードにするための切り絵をしているのですが、不思議な感覚になることがあります。最近、以前にも増して「気が付いたらこんなのができてた」という感じも多くて、最後は「この絵はこれでいいのだと思う」というふうに納得して終わるのです。確かに自分が考えて作っているのに、勝手に手がつくるような感覚っていうのか。それを自分が見て気に入ることが多くなったようで、良いことだと思っています。遊び心を持ちながら、民芸や工芸の素直な感性と手の痕跡、モダンなデザインの削ぎ落とした感覚とを行ったり来たりしながら、自分らしい楽しく美しく明るい精神を持った作品を作っていきたいです。