作品「民芸品の動物たち」

新しいウェブサイトになってから、個展での作品などを載せていないことに気がつきました。2015年5月に東京・渋谷で開催した「ちょっきんきりえ展vol.7 民芸品と暮らす日々」から、作品を少しずつ掲載していこうと思います。

民芸品の動物たち

民芸品といってもいろいろある。うつわ、ざる、かごなどの道具。型染や藍染の布。中でもぼくが惹かれるのは世界の民芸品や日本の郷土玩具に多い動物オブジェクト。つくられた国も地域も違うのに不思議とつくりが似ていて、隣に並べても調和することがよくある。それは、素直な感覚でつくられた素朴なものだという共通点があるからだとぼくは思っている。愛らしく素朴な民芸品は、暮らしに楽しい空気を運んで来てくれる。(20センチ角・切り絵)


この個展は、神戸、大阪と巡回してたくさんの方に作品をご覧いただきました。どうもありがとうございました。渋谷でお客さまのもとに旅立った作品も結構あり、神戸ではまた新しい作品をいろいろ補充して開催しましたので、内容もそれぞれ違ってました。

個展の際に、キャプションに200字ほどの文章を書いていますので、それもそのまま掲載しました。作品の解説というよりは、その作品を作ったきっかけだったり、エッセイのようなものだったり、一緒に楽しんでいただけましたら幸いです。たまに、切り絵よりも褒められることがありますがそれはそれでうれしいです。ということで、今日は渋谷の個展での案内DMにもしていたこの作品。

 


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