作品を考えるときのこと

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最近の制作は上手くいったりいかなかったり。とてもすんなりと出来上がって納得できる作品もあれば、そうでないものもあります。良いなと思うものができるときはどういう時なのか、自分でもよく分からない。どうもあまり考えすぎてしまうとダメなようで、感覚で大胆にやったときの方が気にいることが多いように思います。とはいえ、なかなかコントロールできなくて苦しい時もあります。

さっき、サンタフェへ旅した時に観た「フォークアートミュージアム」のジラードの蒐集物の写真を気分転換に見返していたら、その時の感じが蘇ってきて、もっと良いもの作りたいなあと改めて思いました。本当に膨大な世界の民芸品が展示されていて、何度見ても楽しく、いつの日かもう一度行けたら良いなあと思う場所。

今は沖縄の仕事をしていて、デザインというよりは作品と言える内容のものをやっているのですが、その捉え方がなかなか難しい。依頼された内容のイラストを描くのとも違うし、かと言ってグラフィックなデザインとも違う。テーマがあって、あくまでも作品であるという位置付けのもの。

結局自分の世界を作るしかないので、自分が得意な感じで素直につくってみようと思いました。また明日が来る。


2016-11-22 | Posted in blog, column コラム, mingei 民芸と手仕事Comments Closed 

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