済生会横浜市東部病院広報誌
とーぶたいむ30号 表紙イラスト

横浜市鶴見区にある病院「済生会横浜市東部病院」の広報誌
「とーぶたいむ」がリニューアルされ、表紙イラストを担当しています。
スタートとなる第30号が出ました。
今後も継続して表紙を担当予定です。

この病院内でのみ手に取っていただけるフリーペーパーですが、
病院のウェブサイトにもデータで見て頂けるようになっています。

リンクURLはこちら
https://www.tobu.saiseikai.or.jp/ebook/ndc24788507/HTML5/pc.html#/page/1

 

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●表紙画のことば

春の音  作品と文:YUYA(2021年3月・切り絵)

ひとが優しく鍵盤に手を置くと、透き通るような旋律が生まれる。
音は花びらとなり、舞い上がり、新しい流れをつくり出す。
それは希望に満ちた春を知らせるような音楽だった。

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病院の広報誌なので医療コラムが中心ですが、今回から音楽コラム「優しい音楽が聴こえてくる」もレギュラーで始まっていて、友人の吉本宏さんが担当されています。今回は「春とピアノとこころの関係」。吉本さんは音楽文筆家・選曲家。今回のぼくの仕事は、吉本さんの書かれた文章をぼくが読ませてもらい、そのイメージをもとに表紙の作品をつくるというコラボレーションでもあるのでぜひ上記URLから読んでみてください。

そう、吉本さんはぼくの個展でも会場音楽を選曲してくださっています。もともとぼくの最初の個展で出会い、音楽で意気投合して仲良くなった友人。吉本さんの文章は、音楽を専門的に知らなくても情景や空気感が自然にイメージできるような読む人に優しい内容。

そして、全体のアートディレクション+デザインを手がけているのは、アーガイルデザイン宮良当明さん。あたたかみのある手のしごとの質感が欲しかったそうで、嬉しいお仕事の誘いでした。

吉本 宏 https://www.instagram.com/monsieur_espresso/
アーガイルデザイン https://argyledesign.co.jp

10年以上前に出会ってから、ずっと仲良くしてもらってきた先輩の宮良さん・吉本さんと、こうして三人で一つのオフィシャルな仕事に関わって何かをつくることも初めてで不思議な感覚、とても嬉しい。なんとも言えない安心感があります。ぼくも横浜出身だったり、3人とも横浜にゆかりがあるメンバーです。今後ともご覧いただければ嬉しいです。

 

 

 

 


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