手ぬぐい「生命の樹」tree of life

新たな手ぬぐいができました。ランチョン手ぬぐいシリーズの「WAVE」を先日載せましたが、もう一つの新作「生命の樹」です。

メキシコで多く作られた民芸品「生命の樹」。もともと聖書からの教えを伝えるため、そのイメージを形にしたものだと言われているようですが、メキシコのものは造形の楽しさと愛らしさがぼくはなんとも好きで、いつか一つ欲しいなと思っている民芸品です。サンタフェの「フォークアートミュージアム」で観た巨大な生命の樹、利根山光人氏の「メキシコの民芸」など民芸の本で何度も眺めている、さまざまなタイプの生命の樹。世界の民芸品が好きな自分ならではの手ぬぐいを作ってみたいと思いました。

生命の樹をみたイメージをもとに図案を手描きし、鳥がたくさんいる自分らしい空気感の作品となりました。実物や写真を見ながら描いた訳ではないので具体的な実物モデルはなく、これは架空のカタチです。頂点には太陽のモチーフを入れ、そこに集まる鳥たちをイメージしています。

 


ライトグレー、赤、紫、紺の4色。

 


ライトグレー

 


 


 


 


全体像。半分で反転された絵が二つ染められています。
半分に折って壁にピンで留めても良いですね。

 

今後、ぼくたちの拠点、中野のアトリエ・フォークで第一土曜日に開催のオープンアトリエでも販売します。また、すでにいくつかのお店でも扱っていただいていますが、ぜひお手に取ってご覧いただけたらうれしいです!

 


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