ちょっきんきりえ展vol.8 終了しました!

2017年5月19日(金)・20日(土)・21日(日)の3日間開催しました
渋谷ハオス&テラスでの個展が、無事終了しました。
3日間とも、本当にたくさんの方々にお越しいただきました。
どうもありがとうございました!
会場の様子を少しお伝えします。

 

 

昨年秋に中野に自分たちの工房「アトリエ・フォーク」をオープン後の初めての個展です。今回の作品は、昨年アトリエへ引っ越してからすぐに出発したアメリカの旅からもらったイメージを作品にしたものも多く、明るく楽しい作品が並んだように思います。制作する場所が変わったこともあり、新しいアトリエで自分も楽しみながら作った作品たちです。

サンタフェの「フォークアートミュージアム」で何時間も見たジラードが集めた世界の民芸品コレクション。ひんやりとした朝の爽やかな空気感と鳥の声。ホテルでの朝食。街で見た明るく色鮮やかな色彩の建物。イームズハウスで感じた部屋の心地よさ。京都の喫茶店で飲んだフルーツジュース。街で見かけた植物に囲まれた家。いつか見た空高く飛ぶ鳥のフォルム・・・どこかで見て印象に残った「断片」が作品になっているように思います。

 

 

本当に色々な方々が作品を見てくださいました。あらためて、ありがたいことだなあと思います。最近は男性のお客さまや、今までとは違った世代の方々も増えています。ぼくは幅広い人々に自分の作品を見ていただきたいと思っているので、とてもうれしく思っています。絵を介してお話をするのもとても楽しい時間でした。また、絵に添えた文章もじっくり読んで楽しんでくださる方も多くうれしいです。また、今回、記名帳を置いた机にノートパソコンを置き、旅や中野のアトリエの様子の写真をスライドショーで流しました。

手ぬぐい、ポストカード類などプロダクトも販売しました。今回もたくさんの方が手にとってくださって本当に感謝です!会場のハオス&テラスの3階は、明るくとても素敵な空間です。もともと住宅だった建物だそうで、壁・床・天井とも真っ白、光に溢れた屋根裏部屋のような雰囲気。広さも程よく、自分の作品にもぴったりな会場だと感じています。オーナーの金子さんにはアトリエのことでも相談し、とてもお世話になっています。

 

 

また、今回妻の主宰する「食のアトリエ・スパロウ」のパンやお菓子の販売も会場で行いました。オープンアトリエでもお会いしたお客様もいらして嬉しい再開もありました。二人で3日間とも在廊し、中野からアトリエ・フォークを移動してきたような楽しいイベントとなりました。パンやお菓子、ジャムなどがあることで、また内容に奥行きが出るように思います。切り絵やデザインのこと、パンや食のこと、アメリカの旅のこと、アトリエのこと。いろいろなことを来場してくださった方とお話し、とても楽しい和やかな時間が過ぎて行きました。

 


それから、今回も会場に音楽を流しました。第2回(vol.2)の2008年から、吉本 宏さんに会場BGMの選曲をお願いしています(吉本さんとは、もともと第1回の個展で出会って友人になったのでした)。個展の雰囲気を事前にお伝えし、それに合わせて選曲してくださった音源は、毎回とても心地よく、実際に作品によく合っています。最近では、個展が終わっても音源を自分の部屋で流して、次の個展まで何度も聴きながら新たな作品をまた作っていくという感じのサイクルになっています。

 

来年もまた、渋谷でこの5月の春に、個展をしたいと考えています。
またたくさんの方にお会いできるとうれしいです。
お越しいただいた方々へ、心より感謝申し上げます。
楽しい時間をありがとうございました!

YUYA

 


2017-05-24 | Posted in blog, column コラム, exhibitions 個展Comments Closed 

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