自分らしいデザイン

あるフライヤーのデザインしています。そもそも、ちょっと今回は違った雰囲気の演劇のフライヤーを作りたいと考えた方が、ぼくのサイトに行き着いたそう。実はそういうお話をいただくことが割とあるのですが、どうやって行き着くんだろう?とぼくは自分でも不思議に思っています。ぼくのサイトの作品集に載っているショップカードのデザインなどを見ていただいたそうで、イラストを使ったデザインのご希望で始まった仕事。

そう、ぼくがデザインの仕事をするなら、やはりイラストを描くということがその作業に入り込んでいることが、やはり自分のデザインの特徴になるのかなと思っています。ショップカードなどを作る時は、やはり自分で絵を描いてそれを使ってデザインしているからこそ、自然なデザインができるように思います。デザインとイラストはそもそも仕事として多分通常は別々になりますが、ぼくの場合は両方やることも最近は割とあり、それが特徴にもなっているように思います。

ぼくに頼んでくださる方は、「都会的な」「最先端の」というよりは、自分の持ち味でもある手で描いて/切って生まれる「あたたかさ」が欲しいのかなと思っています。何か「あっ」と思って手に取ってもらえるものを。そう思いながら、今回も愉快なフライヤーのデザインをつくっています。

「ここから考え始めると、こういうデザインが出来る」という風に、「ここから」を何にするかで何通りもの答えが出てくる。やはりデザインは奥が深いなあといつも思うし、イラストが絡んでくると、それはなおさら。これからいろいろと楽しいデザインを作っていきたいです。写真は、ロスアンゼルスに行った時に街を歩いていて撮ったもの。光に溢れた街でした。


2016-11-28 | Posted in blog, column コラムComments Closed 

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