クリスマスのグリーティングカード「スマイル・トリオ」

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クリスマスのためのグリーティングカードを商品として作りました。大阪のお店dieciとコラボレーションしてぼくがデザインをしたペーパーコースター(それもまた紹介します)が発売される11月中旬に、このクリスマスカードも併せて販売していただく予定です(グリーンの封筒付)。

潔く「赤+白」のみでデザイン。「デザイン」というか、デザインするような感覚で絵を作って、そのままカードにしたという感じです。切り絵でハサミのラインを丁寧に残しながらザクザクと切っていくと、あたたかい表情の動物や太陽たちが生まれました。どれも笑っていて、3人なので「スマイル・トリオ」という名前の作品にしました。Merry Christmasの文字は手描きの線を読み込んで配置しています。少し民芸品のような愛らしいフォルムと素直な表情を持った動物により、送られた人が楽しい気分になりますようにと願いを込めました。

絵は見開きの横位置で、受け取った人がカードを開いて絵を内側になるように折り返すと、簡単に立てて飾ることもできます(下写真)。クリスマスの時期に手軽に飾って楽しんでもらえたら良いなあと思いました。

ぼくは以前からグリーティングカードを展開していきたいと思っていて、そもそも売られているグリーティングカードは程良い頃合いのデザインのものが無いなあといつも見ては感じていました。よほどこだわりのあるお店に行かない限りは、グラフィック的なデザインに大きく寄ったものか、またはファンシーすぎてどれも同じ雰囲気のイラストのものが多くて。夏にアメリカへ行った時にもグリーティングカードを見かければお店を覗いてみましたが、並んでいる商品はだいたい日本と同じ雰囲気を持ったものでした。これは良いなあ!と自分が思うものがあまり無くて。

ぼくはその「グラフィック寄り」または「ファンシー」のカードとは別な位置にあるような、ストレート・余計なことをしていない・あたたか・品が良い・・を持ち合わせたグリーティングカードを自分なりの感覚で作ってみたいと思っています。展示を観に行った北欧のスティグ・リンドベリ、お菓子のパッケージなども最高だった北欧のオーレ・エクセル、ぼくがとにかく好きなアメリカのポール・ランド、イタリアのブルーノ・ムナーリ・・・ああ、良いなあ!とぼくが思うデザインは、クールな感覚と手の痕の絶妙なバランス感覚がいつもあり、一切余計なことをしていない。だからいつまでも美しく存在するのかなと思います。

これがまだ第1弾ですが、名前を挙げたような偉大なデザイナーたちをリスペクトしながら、自分なりの普遍的な感覚を持ち、ストレートに感情を伝える「あたたかい挨拶カード」を作っていけたらなあと思っています。


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